明確な原因は不明ですが、更年期の女性は腱鞘炎を発症しやすいとされています。
更年期により女性ホルモンが減少することが一因と考えられています。
関節には筋肉の力を伝える腱があり、その腱を鞘のように包んでいるのが腱鞘です。
腱鞘は腱が浮き上がらないように押さえるためのものですが、腱と腱鞘とのあいだに炎症が起き、痛みや腫れを伴うと腱鞘炎となります。
予防としては細かい作業などで指を酷使しないことが挙げられます。
また初期症状ならば指を安静にしたり、投薬によって改善が見込めます。
女性ホルモンに似た働きを持つエクオールを含有したサプリメントの摂取も、腱鞘炎の症状改善に期待が持たれています。
症状が悪化してしまうと最悪手術も考えられますので、普段から自分の指を労わるようにしましょう。