分娩方法には様々な種類がありますが、水中分娩は専用プールや浴室で行われる特徴的なものです。
1980年代のフランスで広まり、現在ではヨーロッパを中心に行われている種類となっています。
水中分娩のメリットは痛みを和らげられることです。
重力の影響を受けにくい水中では様々な体位を取ることができ、プールの中は温水で満たされているのでリラックスできます。
デメリットは生まれたばかりの赤ちゃんが水を飲んで溺れそうになったり、感染症のリスクが指摘されていたりすることです。
1999年には自宅の浴室で水中分娩により出産した赤ちゃんが、レジオネラ肺炎を発症し死亡しました。
水中分娩を行う際は水質に注意しなければなりません。